静かな日々の階段を

個人の趣味全般のネタ的記録です。 ラグビー、野球、サッカー等スポーツ。音楽、漫画、本など。 日々気になったことをとりとめもなく。


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Wed.
07.02.2008

EURO2008 祭りの後で

EURO2008が終わり、ドイツ代表は準優勝という結果に。決勝で敗れはしたが、グループリーグ敗退に終わったEURO2004や3位だったW杯2006よりも好結果である。

ドイツ代表は30日、ベルリンにて数十万人のファンの前に姿を現し、大会期間中の熱いサポートを感謝した。報道を見る限りしっかり歓迎を受けたようだ。

決勝戦で右目の横に裂傷を負って流血したカピターノ、またド派手な紫色に患部の瞼を腫らして試合翌日のボクサーのようである。「祭り」の音頭をとったのは盛上げ隊長ポドルスキー、その他06のときほど大喜びとはいかないものの、そこそこにお祭りを楽しんだもよう。


だが何だろうこの素直に喜べない感じは。

やはりカピターノの準優勝10回目という涙なしには語れない勲章のおかげだろうか。


ミヒャエル・バラック、あなたは素晴らしいプレイヤーであり強烈なリーダーシップの持ち主だ。ただちょっと勝ち運に見放されているだけで。完璧なヘディング技術、両足共に卓越して精度の高いキック、MFでありながらほぼ2試合に1点は決めるというあり得ない得点能力、惜しみない運動量、強靭な精神力、図抜けた戦術理解能力、空気を読まないまでのおおらかさ、どれをとっても素晴らしいプレイヤーであります。

ただちょっと運がないだけで。

それでもバラックがいなければドイツ代表は語れない。まあそんなチーム状況もこの先少しずつ変わって行くことだろう。2010W杯に向けてチームは動き出す。その構想の中にバラックがどんな位置づけでいるかはわからないが、もうしばらくは代表を引っ張って欲しいぞカピターノ。


真面目な話をすれば、今回のドイツ代表に対する失望感は決勝で負けたことより06W杯で代表がみせてくれたような心躍る内容のサッカーがせいぜいポルトガル戦1試合しかできなかったことに起因しているように思う。どの試合も受けに回ってばかり、負けることを恐れて消極的に試合に臨んだ印象が拭えない。それがレーヴ監督に原因があるのか他に原因があるのかは分からない。期待されていなかった06と今回のEUROでは周囲からの期待値が違うという話もある。
今回の最大の反省のひとつはやはりというか「なんちゅーザルDF」だが、思えばこの課題も06のときにすでに露見していたことである。結局06はバラックが「後ろがこんな守備じゃとてもじゃないが攻撃に専念なぞできん!!」とブチキレて当時のクリンスマン監督に直訴、自身が守備的にプレーすることを認めさせた経緯がある(確かそうだった)。おいおい進歩してないぞこの先どうなるドイツ代表。

ドイツ中盤を担って来たMFバラック、フリンクス、シュナイダー。それぞれ今すぐにではないにせよ近い将来、代表引退がまっている。後継者はちらほら出て来ているようだが「ベスト4で最低限、優勝できなければ谷間の世代」が当たり前の国の中盤を支えるにはまだまだ道は険しそうだ。

東ドイツ出身として初めて代表の主将をつとめたミヒャエル・バラック。彼の後、誰がキャプテンをつとめるかを想像したりしてみる。が、思いつかん。キャプテンが毎試合途中交代というのも様にならないのでシュヴァインシュタイガー、ポドルスキーはなさそうだ。ラームも違う。フィールドプレイヤーでかつ安定的に試合に出場するとなると、DFメルテザッカー? ううむ。

キャプテン。

考えてみればバラックは実に適任だ。散々批判されまくっては来たが、特にこの大会の彼のキャプテンシーは誰もが賞賛していた。

足りないのはタイトルだけだ。

こうなったら背番号でも変えてみるか、13→7 に。 

まあ既に「バラック=13」で認識されている上に本人も愛着があるらしいのでそれは冗談として、名前も姓もこれ以上ないほど神の加護に満ち溢れているのにこのついてなさはもはやどうにもなりませんがな。だが「これもサッカー」バラックが良く口にする言葉である。


さあ、次は優勝しようぜカピターノ。


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