05.23.2008
江口玲の「展覧会の絵」(ムソルグスキー)
ムソルグスキーのピアノ組曲「展覧会の絵」。管理人が重い腰を上げて演奏会行きを決意するのは、このムソルグスキーの「展覧会の絵」とベートーヴェンのラストソナタ第32番ぐらいある。CDが売っていればつい手が伸びる。これは昨秋に購入して半年ほど経ったCDなのでそろそろ感想を。
江口玲氏は現在ニューヨークに拠点を構える若手ピアニストで、「アメリカ育ちのピアニスト」を自認している演奏家だ。バイオリン奏者の伴奏活動に積極的で、管理人が彼を知ったのはギル・シャハムの伴奏をしていたからである。非常に知的な演奏で、まさに現代アメリカのにおいがした。
んで、江口氏のこのアルバム「Pictures of an Exhibition」(2006)。
ホロヴィッツ編じゃないか‥。
いそいそとビニールを開けてプレイヤーにセットして「‥ん?? なんか音数多くないか??」。よく見れば「ムソルグスキー/ホロヴィッツ編」。いや、ちゃんと書いてあるし見落とした管理人が完全に悪いわけでだが、買ってから気付きなおかつ聴いてる途中に気付いたときのショックといったらあなた。
どうしてもホロヴィッツ編は好きになれないんである。この「展覧会の絵」は作曲者のムソルグスキーの生前には一度も出版/演奏されなかったらしく、彼がアル中で亡くなった後にリムスキー=コルサフが改稿して出版して以降、今ではさまざまな音楽家たちの手による編曲/改稿版が多数出版されているわけだが、ホロヴィッツ編は「とにかく繊細にロマンチックにかつより写実的でありながら絢爛豪華に美しく!!」というお腹いっぱいな編曲になっている。
そんなのムソルグスキーじゃない。
個人的にこの組曲の良さは「生々しさ、毒、予測のつかない不気味さ、大胆さ、狂気」にあると思う。アル中オヤジが髪を振り乱して没頭した世界はそんな上品なものじゃないだろと思うわけである。
江口氏の演奏はTheホロヴィッツ!! であった。きらびやかな高音、軽やかに伸びる音、残響、ペダル使い、緻密に計算して作り上げた音という印象である。使用楽器(1989年製ニューヨーク・スタインウェイ)、調律、ホール、録音技術のすべてにこだわりぬいてレコーディングしたという。ううむ、そうなのか。「死者の言葉をもって死者とともに」は良かった。これまで聴いたことがない音がした。
とても美しい演奏ではあった。だが、味気ないとも感じた。ムソルグスキーの毒や狂気がない。額縁に飾られた静止画を見ているようで、この組曲の魅力である「絵の中に吸い込まれて不気味な世界をさまよい歩く」感覚がない。なんというか「別にピアノで弾かなくても良いんじゃないの」と思ってしまった。これは聴き方が悪いせいもある。管理人はどちらかというと左手小指の音ならその音だけを拾って聴く沈殿型かつ超近視型聴衆者なので音の全体像を捉えるのが下手である。よってCDを聴き終えても演奏家たちが苦心して組み上げた構成だの展開だのは「ハテ、さっぱ分からなかった」なんてことがザラという駄目な聴衆である。客観性がないと音楽は聴けないとは良くいったものだ。そんな人間が言うのもなんだが、この江口氏の「展覧会の絵」はピアノを弾いている感覚ではなく、遠くでなっている音楽を聴く感覚でBGM的に聴くと素晴らしいのかもしれない。でも胸が熱くなるようなわくわくする感覚はないよな。
モデスト・ペトロヴィッチ・ムソルグスキー(1839-1881)『展覧会の絵』(1874作)
ムソルグスキーが彼の友人建築家画家ヴィクトル・ハマルトンの死を悼み、彼の残した油彩や設計図の数々から印象を受けて書き上げたという曲集
1「こびと」 2「古城」 3「テュイルリー」 4「ブィドウォ」 5「卵の殻をつけたひよこのバレエ」 6「サミュエル・ゴールデンベルクとシュムイレ」 7「リモージュの市場」 8「カタコンブ 死者の言葉をもって、死者とともに」 9「にわとりの足のついた小屋」 10「キエフの大門」
「Pictures of an Exhibition」(2006) /江口玲
ラフマニノフの前奏曲Op3-2、Op32-12、Op32-5、プロコフィエフのマーチ(オペラ「3つのオレンジへの恋」Op33より)、同モンターギュ家とキャブレット家(バレエ「ロミオとジュリエット」Op75)、ラフマニノフ「楽興の詩」、「パガニーニの主題による狂詩曲より第18変奏」、ムソルグスキー「展覧会の絵」(ホロヴィッツ編曲)
江口玲氏は現在ニューヨークに拠点を構える若手ピアニストで、「アメリカ育ちのピアニスト」を自認している演奏家だ。バイオリン奏者の伴奏活動に積極的で、管理人が彼を知ったのはギル・シャハムの伴奏をしていたからである。非常に知的な演奏で、まさに現代アメリカのにおいがした。
んで、江口氏のこのアルバム「Pictures of an Exhibition」(2006)。
ホロヴィッツ編じゃないか‥。
いそいそとビニールを開けてプレイヤーにセットして「‥ん?? なんか音数多くないか??」。よく見れば「ムソルグスキー/ホロヴィッツ編」。いや、ちゃんと書いてあるし見落とした管理人が完全に悪いわけでだが、買ってから気付きなおかつ聴いてる途中に気付いたときのショックといったらあなた。
どうしてもホロヴィッツ編は好きになれないんである。この「展覧会の絵」は作曲者のムソルグスキーの生前には一度も出版/演奏されなかったらしく、彼がアル中で亡くなった後にリムスキー=コルサフが改稿して出版して以降、今ではさまざまな音楽家たちの手による編曲/改稿版が多数出版されているわけだが、ホロヴィッツ編は「とにかく繊細にロマンチックにかつより写実的でありながら絢爛豪華に美しく!!」というお腹いっぱいな編曲になっている。
そんなのムソルグスキーじゃない。
個人的にこの組曲の良さは「生々しさ、毒、予測のつかない不気味さ、大胆さ、狂気」にあると思う。アル中オヤジが髪を振り乱して没頭した世界はそんな上品なものじゃないだろと思うわけである。
江口氏の演奏はTheホロヴィッツ!! であった。きらびやかな高音、軽やかに伸びる音、残響、ペダル使い、緻密に計算して作り上げた音という印象である。使用楽器(1989年製ニューヨーク・スタインウェイ)、調律、ホール、録音技術のすべてにこだわりぬいてレコーディングしたという。ううむ、そうなのか。「死者の言葉をもって死者とともに」は良かった。これまで聴いたことがない音がした。
とても美しい演奏ではあった。だが、味気ないとも感じた。ムソルグスキーの毒や狂気がない。額縁に飾られた静止画を見ているようで、この組曲の魅力である「絵の中に吸い込まれて不気味な世界をさまよい歩く」感覚がない。なんというか「別にピアノで弾かなくても良いんじゃないの」と思ってしまった。これは聴き方が悪いせいもある。管理人はどちらかというと左手小指の音ならその音だけを拾って聴く沈殿型かつ超近視型聴衆者なので音の全体像を捉えるのが下手である。よってCDを聴き終えても演奏家たちが苦心して組み上げた構成だの展開だのは「ハテ、さっぱ分からなかった」なんてことがザラという駄目な聴衆である。客観性がないと音楽は聴けないとは良くいったものだ。そんな人間が言うのもなんだが、この江口氏の「展覧会の絵」はピアノを弾いている感覚ではなく、遠くでなっている音楽を聴く感覚でBGM的に聴くと素晴らしいのかもしれない。でも胸が熱くなるようなわくわくする感覚はないよな。
モデスト・ペトロヴィッチ・ムソルグスキー(1839-1881)『展覧会の絵』(1874作)
ムソルグスキーが彼の友人建築家画家ヴィクトル・ハマルトンの死を悼み、彼の残した油彩や設計図の数々から印象を受けて書き上げたという曲集
1「こびと」 2「古城」 3「テュイルリー」 4「ブィドウォ」 5「卵の殻をつけたひよこのバレエ」 6「サミュエル・ゴールデンベルクとシュムイレ」 7「リモージュの市場」 8「カタコンブ 死者の言葉をもって、死者とともに」 9「にわとりの足のついた小屋」 10「キエフの大門」
「Pictures of an Exhibition」(2006) /江口玲
ラフマニノフの前奏曲Op3-2、Op32-12、Op32-5、プロコフィエフのマーチ(オペラ「3つのオレンジへの恋」Op33より)、同モンターギュ家とキャブレット家(バレエ「ロミオとジュリエット」Op75)、ラフマニノフ「楽興の詩」、「パガニーニの主題による狂詩曲より第18変奏」、ムソルグスキー「展覧会の絵」(ホロヴィッツ編曲)
05.19.2008
ロベルト・シューマン「トロイメライ」
18日深夜、唐突にブログのデザイン変更にとりかかる。二時間ほど二転三転四転五転して結局、二転目のに落ち着いた。改装まっただ中に閲覧されていた方がいたら申し訳ないほど迷走した。
まず楽譜を漁って写真をパチリ。
ハテ。
何の曲だか分かる方いらっしゃるでしょうか。個人的に、「1ページの楽譜」限定で最も美しい楽譜のひとつだと思うものを撮ってみた。
ロベルト・シューマン(1810ー1856)子供の情景作品15から7曲目「Träumerei」。
たった4小節のメロディがひたすら繰り返されて24小節で終わる小曲(繰り返し除く)。子供の情景の中では一番親しまれている素敵な作品である。シューマンは音楽家には珍しくひとつの恋を粘りに粘って成就させたしつこい男情熱の人だ。クララLOVE、L・O・V・E・ク・ラ・ラ!! で生涯を駆け抜けた幸せな男である。そのおかげか何なのか、彼のこの作品にはささやかだが家庭的な幸福感が満ちている。
楽譜を額縁に入れて飾りたいほどにそりゃもう紙面が美しいです。ああ綺麗だ。
んが。
カメラマンの腕がアレなのでちっとも美しく見えないっす‥。
まず楽譜を漁って写真をパチリ。
ハテ。
何の曲だか分かる方いらっしゃるでしょうか。個人的に、「1ページの楽譜」限定で最も美しい楽譜のひとつだと思うものを撮ってみた。
ロベルト・シューマン(1810ー1856)子供の情景作品15から7曲目「Träumerei」。
たった4小節のメロディがひたすら繰り返されて24小節で終わる小曲(繰り返し除く)。子供の情景の中では一番親しまれている素敵な作品である。シューマンは音楽家には珍しくひとつの恋を粘りに粘って成就させた
楽譜を額縁に入れて飾りたいほどにそりゃもう紙面が美しいです。ああ綺麗だ。
んが。
カメラマンの腕がアレなのでちっとも美しく見えないっす‥。
05.11.2008
2007年第1602回N響定期公演「ブラームスピアノコンチェルト第1番ニ短調」
レコーダーから発掘その2、第1602回N響定期公演「ブラームスのピアノコンチェルト第1番ニ短調作品15」(指揮/外山雄三、ピアノ/小山実稚恵 、2007年10月5日NHKホール)。
ブラームスの第1番で鼻歌歌いたくなったのはこの演奏が初めてでした。おかげでこの10月はブラームスばかり聴いていた記憶がある。
それぐらい強烈なインパクトがあった演奏だったのでレコーダーに残しておいたらしい。
ピアニストは小山実稚恵さん。間違いなく力のある方だと思います。管理人が好きな演奏家は超絶技巧派ではなく、ぐっと耳を惹き付ける「熱」とか「間」とか「何かと対話している空間」を聴かせてくれる人が好きなのですが。
彼女の場合、それは無邪気なパワーを放出していた。悪い意味ではなく何も考えていないかのような、自宅で指慣らしに弾いているかなのようなナチュラルさ。それでオケを背負っているのだから楽しくない筈がない、見ているこちらが羨ましくなるような贅沢な演奏です。
特に第3楽章はノリノリでしたね。
ポップでロックなブラームス。「鍵盤を叩くの気持ちよい!!」という、鍵盤楽器奏者の根源的な欲望を見せてもらいました。
なぜだろう、他に映像ではラトル&バレンボイム(ベルリンフィル/2004年アテネ)もレコーダーから見つかったが、このN響&小山の方が好きかもしれない(もちろんバックハウス&ベームは別として!!)
とにかく楽しめた演奏だったということです。
ブラームスの第1番で鼻歌歌いたくなったのはこの演奏が初めてでした。おかげでこの10月はブラームスばかり聴いていた記憶がある。
それぐらい強烈なインパクトがあった演奏だったのでレコーダーに残しておいたらしい。
ピアニストは小山実稚恵さん。間違いなく力のある方だと思います。管理人が好きな演奏家は超絶技巧派ではなく、ぐっと耳を惹き付ける「熱」とか「間」とか「何かと対話している空間」を聴かせてくれる人が好きなのですが。
彼女の場合、それは無邪気なパワーを放出していた。悪い意味ではなく何も考えていないかのような、自宅で指慣らしに弾いているかなのようなナチュラルさ。それでオケを背負っているのだから楽しくない筈がない、見ているこちらが羨ましくなるような贅沢な演奏です。
特に第3楽章はノリノリでしたね。
ポップでロックなブラームス。「鍵盤を叩くの気持ちよい!!」という、鍵盤楽器奏者の根源的な欲望を見せてもらいました。
なぜだろう、他に映像ではラトル&バレンボイム(ベルリンフィル/2004年アテネ)もレコーダーから見つかったが、このN響&小山の方が好きかもしれない(もちろんバックハウス&ベームは別として!!)
とにかく楽しめた演奏だったということです。
05.10.2008
ピエール・サンカン「ミュージックボックス」
DVDレコーダーから発掘したぞ。2007年10月21日に放送された大阪センチュリー交響楽団第124回定期演奏会(9月28日)から珍しい一曲、ピエール・サンカン(Pierre Sancan,1916〜、仏)の「ミュージックボックス」。
この演奏会のメインはリストのピアノコンチェルト第1番とシューベルトの交響曲第8番「ザ・グレート」(指揮/山下一史)だった。交響曲はあまり聴かないがピアノコンチェルトは聴く。この演奏会はアンコール曲がとても良かったのでDVDに残しておいたようである。
ピアニストはベネズエラ出身のセルジオ・ティエンポ (Sergio Tiempo)(1972〜)。日本にも既に10回近く演奏に訪れ都響や読響など日本の主要オーケストラとも共演、NHKの番組にも出演しているとのこと。‥記憶にないっす。
演奏スタイルは割とあっさりめでカラっとしている。癖がないので聴きやすい反面、強烈なインパクトは今回は特に感じなかった。なるほどリストが自分の方向性と言うのも納得である。オケとしっかり共鳴しようとしているのが伝わって来たのが好印象だった。
リストはさておき、アンコールに選んだのがピエール・サンカンの「ミュージックボックス」(「オルゴール」ともいうらしい?)。
これが素晴らしく可愛らしい小曲だった。ネジを巻かれたオルゴールがゆっくりと動き、途中で止まりかけ、最後はくるくると高速で回って終わり。わずか1分30秒ほどの短い、なんともフランスらしい洒落た曲である。弾いているティエンポも楽しげで、後ろで聴いている団員たちも思わず微笑んでしまうほどの演奏だった。
ううむ、これは名曲。
調べてみるとこのセルジオ・ティエンポ、ムソルグスキーの「展覧会の絵」を出しているらしい。ちょっと興味あり、どんなムソルグスキーだろう。
この演奏会のメインはリストのピアノコンチェルト第1番とシューベルトの交響曲第8番「ザ・グレート」(指揮/山下一史)だった。交響曲はあまり聴かないがピアノコンチェルトは聴く。この演奏会はアンコール曲がとても良かったのでDVDに残しておいたようである。
ピアニストはベネズエラ出身のセルジオ・ティエンポ (Sergio Tiempo)(1972〜)。日本にも既に10回近く演奏に訪れ都響や読響など日本の主要オーケストラとも共演、NHKの番組にも出演しているとのこと。‥記憶にないっす。
演奏スタイルは割とあっさりめでカラっとしている。癖がないので聴きやすい反面、強烈なインパクトは今回は特に感じなかった。なるほどリストが自分の方向性と言うのも納得である。オケとしっかり共鳴しようとしているのが伝わって来たのが好印象だった。
リストはさておき、アンコールに選んだのがピエール・サンカンの「ミュージックボックス」(「オルゴール」ともいうらしい?)。
これが素晴らしく可愛らしい小曲だった。ネジを巻かれたオルゴールがゆっくりと動き、途中で止まりかけ、最後はくるくると高速で回って終わり。わずか1分30秒ほどの短い、なんともフランスらしい洒落た曲である。弾いているティエンポも楽しげで、後ろで聴いている団員たちも思わず微笑んでしまうほどの演奏だった。
ううむ、これは名曲。
調べてみるとこのセルジオ・ティエンポ、ムソルグスキーの「展覧会の絵」を出しているらしい。ちょっと興味あり、どんなムソルグスキーだろう。
04.30.2008
ラヴェルの「水の戯れ」
フランスの作曲家モーリス・ラヴェル(1875-1937)のピアノ曲「水の戯れ(Jeux D`eau)」。
ラヴェルの曲では「古風なメヌエット」が一番好きで、次点が「亡き王女のためのパヴァーヌ」。この「水の戯れ」は最後まで残っていたと言いますか超有名作品として押さえておかねばならんだろうと、まーソナタ形式だし出来ないことはないだろうと思っていたんですが。
1901年に完成されたフランス印象派ラヴェルのひとつの頂点とも言える華やかな曲。
冒頭には、詩人アンリ・ド・レニエによる「水にくすぐられてほほえむ川の神」という一節が掲げられている。
煌めくアルベジオと色彩感豊かな吹き上げる噴水のような(以下略
‥‥‥。
悪かったよ、ラヴェル。
ベートーヴェンのソナタを熱愛し質実剛健を極めんと欲すような人間が「古風なメヌエット」ならともかくこんなキラキラのビカビカは間違いだったよ。
休符がほとんどなく一定のリズムでどんどん音符が流れて行く。だから「水の戯れ」なわけなのだが。
67小節目以降終盤が良くわからなーーーいこの音何してる音なの自分今何してるの状態。
噴水なんざ久しく見てませんよ。
流れる水なんて横浜港に注ぐドブ川ぐらいしか見てないから煌めく水なにそれ。
音楽表現に限らず、文章でもパフォーマンスでも何かを自分の外に出して表現する場合、その人間のバックグラウンドが非常に大きく影響する思う。
凍土に育った人間が弾くラフマニノフはやはり広大な雪原が見えるし、アメリカの都会育ちのピアニストはやはりどこか挑戦的な攻撃的な音がする。悪い意味ではなく、ドイツをはじめヨーロッパの人たちのような歴史の深みや情感豊かな熟成感はない。
んで、港街ヨコハマに生まれ育った管理人はというと、
「沈める寺」を弾けば横浜港から中華街の門がざぱあーー!!と出現し、「ラ・カンパネラ」を弾けば除夜の鐘が荘厳に打ち鳴らされるわけである。
これはもう育った環境のせいにするしかあるまい。
うむ。
ラヴェルの曲では「古風なメヌエット」が一番好きで、次点が「亡き王女のためのパヴァーヌ」。この「水の戯れ」は最後まで残っていたと言いますか超有名作品として押さえておかねばならんだろうと、まーソナタ形式だし出来ないことはないだろうと思っていたんですが。
1901年に完成されたフランス印象派ラヴェルのひとつの頂点とも言える華やかな曲。
冒頭には、詩人アンリ・ド・レニエによる「水にくすぐられてほほえむ川の神」という一節が掲げられている。
煌めくアルベジオと色彩感豊かな吹き上げる噴水のような(以下略
‥‥‥。
悪かったよ、ラヴェル。
ベートーヴェンのソナタを熱愛し質実剛健を極めんと欲すような人間が「古風なメヌエット」ならともかくこんなキラキラのビカビカは間違いだったよ。
休符がほとんどなく一定のリズムでどんどん音符が流れて行く。だから「水の戯れ」なわけなのだが。
67小節目以降終盤が良くわからなーーーいこの音何してる音なの自分今何してるの状態。
噴水なんざ久しく見てませんよ。
流れる水なんて横浜港に注ぐドブ川ぐらいしか見てないから煌めく水なにそれ。
音楽表現に限らず、文章でもパフォーマンスでも何かを自分の外に出して表現する場合、その人間のバックグラウンドが非常に大きく影響する思う。
凍土に育った人間が弾くラフマニノフはやはり広大な雪原が見えるし、アメリカの都会育ちのピアニストはやはりどこか挑戦的な攻撃的な音がする。悪い意味ではなく、ドイツをはじめヨーロッパの人たちのような歴史の深みや情感豊かな熟成感はない。
んで、港街ヨコハマに生まれ育った管理人はというと、
「沈める寺」を弾けば横浜港から中華街の門がざぱあーー!!と出現し、「ラ・カンパネラ」を弾けば除夜の鐘が荘厳に打ち鳴らされるわけである。
これはもう育った環境のせいにするしかあるまい。
うむ。
01.21.2008
ギル・シャハム ヴァイオリンリサイタル放送予定
22日(火)、BSハイビジョンクラシック倶楽部にて「ギル・シャハム ヴァイオリンリサイタル」が放送される(a.m.6:00〜6:55)。
プログラムは以下の通り
1. 無伴奏バイオリン・ソナタ 第2番 イ短調 BWV1003 ( バッハ作曲 )
2. ソナタ・ピンパンテ ( ロドリーゴ作曲 )
3. スペイン舞曲からサパテアード 作品23 第2( サラサーテ作曲 /ハイフェッツ編曲 )
4. チゴイナーワイゼン ( サラサーテ作曲 )
バイオリン :ギル・シャハム
ピアノ : 江口 玲
(収録2007年5月25日紀尾井ホール)
既に2007年10月20日に芸術劇場で放送したものの短縮放送である。そこからモーツァルトのヴァイオリンソナタニ長調K306、アンダルシアのロマンス作品22を削って放送するようだ。
ギル・シャハムのこの演奏は2007年にNHKが放送した中ではダントツで良かったリサイタルだ。物理学的というか技巧的理知的なヴァイオリンながら技術偏重ひけらかしでもなくとても良かった。
なにより伴奏のピアノとの呼吸がものすごく良い。江口玲が上手い。めちゃくちゃ上手い。まさしく伴奏するためのピアノだ。なんともアメリカ的なピアニストだと感じたがギル・シャハムのヴァイオリンとはもの凄くマッチしていた。
聴き所は「ソナタ・ピンパンテ」と「サパテアード 」だろうか。
これなら1万円以上出しても聴きにいっちゃうぞ。
しかし2月にブラームスのヴァイオリンソナタも放送予定だったはずだがいつの間にか消えている。どうしてだNHK!!
プログラムは以下の通り
1. 無伴奏バイオリン・ソナタ 第2番 イ短調 BWV1003 ( バッハ作曲 )
2. ソナタ・ピンパンテ ( ロドリーゴ作曲 )
3. スペイン舞曲からサパテアード 作品23 第2( サラサーテ作曲 /ハイフェッツ編曲 )
4. チゴイナーワイゼン ( サラサーテ作曲 )
バイオリン :ギル・シャハム
ピアノ : 江口 玲
(収録2007年5月25日紀尾井ホール)
既に2007年10月20日に芸術劇場で放送したものの短縮放送である。そこからモーツァルトのヴァイオリンソナタニ長調K306、アンダルシアのロマンス作品22を削って放送するようだ。
ギル・シャハムのこの演奏は2007年にNHKが放送した中ではダントツで良かったリサイタルだ。物理学的というか技巧的理知的なヴァイオリンながら技術偏重ひけらかしでもなくとても良かった。
なにより伴奏のピアノとの呼吸がものすごく良い。江口玲が上手い。めちゃくちゃ上手い。まさしく伴奏するためのピアノだ。なんともアメリカ的なピアニストだと感じたがギル・シャハムのヴァイオリンとはもの凄くマッチしていた。
聴き所は「ソナタ・ピンパンテ」と「サパテアード 」だろうか。
これなら1万円以上出しても聴きにいっちゃうぞ。
しかし2月にブラームスのヴァイオリンソナタも放送予定だったはずだがいつの間にか消えている。どうしてだNHK!!
11.28.2007
ユニバーサル・クラシックス「不滅のバックハウス1000」全30タイトル発売
ユニバーサル・クラシックから「不滅のバックハウス1000」と題してヴィルヘルム・バックハウスの録音CD全30タイトルが発売される(12月12日発売予定)。
1枚組1000円、2枚組2000円とお手ごろ価格と思いがちだがバックハウスは20世紀を代表するベートーヴェン弾きで特に日本ですこぶる人気があるのでボロモウケしよう感が見え見えである。
なんて迷惑な!!! 欲しくなるじゃないか!!
発売予定タイトルは以下の通り。
1ベートーヴェン:3大ピアノ・ソナタ集 Vol.1
ピアノ・ソナタ 第14番《月光》、第8番《悲愴》、第23番《熱情》
録音:1961年1月、1958年10月、1959年10月ジュネーヴ
2ベートーヴェン:3大ピアノ・ソナタ集 Vol.2
ピアノ・ソナタ 第21番《ワルトシュタイン》、第17番《テンペスト》、第26番《告別》
録音:1960年1月、1963年2月、1961年11月ジュネーヴ
3ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第1番、第2番、第3番
録音:1963年10月、1968年3月、1969年4月ジュネーヴ
4ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第4番、第5番、第6番、第7番
録音:1966年11月、1963年10月、11月ジュネーヴ
5ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第9番、第10番、第11番《大ソナタ》、第12番《葬送行進曲》
録音:1968年3月、1963年2月 ジュネーヴ
6ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第13番、第15番《田園》、第16番、第18番
録音:1969年4月、1961年11月、1963年2月 ジュネーヴ
7ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第19番、第20番、第22番、第24番、第25番《かっこう》、第27番
録音:1968年3月、1969年4月、1963年11月ジュネーヴ
8ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第28番、第29番《ハンマークラヴィーア》(*)
録音:1963年2月、1952年4月 ジュネーヴ〈*のみモノラル録音〉
9ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第30番、第31番、第32番
録音:1961年11月、1963年11月 ジュネーヴ
10ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第5番《皇帝》
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、指揮:ハンス・シュミット・イッセルシュテット
録音:1959年6月 ウィーン
11ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第3番、第4番
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、指揮:ハンス・シュミット・イッセルシュテット
録音:1958年10月、4月 ウィーン
12ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第1番、第2番
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、指揮:ハンス・シュミット・イッセルシュテット
録音:1958年4月、1959年6月 ウィーン
13《バックハウス・バッハ・リサイタル》
J.S.バッハ:イギリス組曲 第6番、フランス組曲 第5番、前奏曲とフーガ ト長調 BWV860、前奏曲とフーガ ト長調 BWV884
録音:1956年10月
14モーツァルト:ピアノ・ソナタ 第12番、第10番、第4番、第5番、第11番《トルコ行進曲付き》、ロンドイ短調
録音:1961年10月、1966年11月、1955年5月、6月 ジュネーヴ
15《バックハウス・ブラームス・リサイタル》
ブラームス:6つの小品、奇想曲 ロ短調、間奏曲 変ホ長調、ラプソディー ロ短調、間奏曲ホ長調、間奏曲 ホ短調、間奏曲 ハ長調
録音:1956年10月
16《バックハウス・ハイドン・リサイタル》
ハイドン:ピアノ・ソナタ 第52番、ピアノ・ソナタ 第48番、幻想曲ハ長調、アンダンテ・コン・ヴァリアツィオーニヘ短調、ピアノ・ソナタ 第34番
録音:1958年5月
17モーツァルト:ピアノ協奏曲 第27番/シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、指揮:カール・ベーム、ギュンター・ヴァント
録音:1955年5月、6月、1960年1月 ウィーン
18ブラームス:ピアノ協奏曲 第2番
ヴィルヘルム・バックハウス(ピアノ)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、エマヌエル・ブラベック(独奏チェロ)、指揮:カール・ベーム
録音:1967年4月 ウィーン
19ベートーヴェン:ディアベッリの主題による33の変奏曲 ハ長調
録音:1954年10月 ジュネーヴ〈モノラル録音〉
20シューベルト:楽興の時 D.780(作品94)/シューマン:森の情景 作品82
録音:1955年10月〈モノラル録音〉
21ブラームス:ピアノ協奏曲 第1番
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、指揮:カール・ベーム
録音:1953年6月〈モノラル録音〉
22バックハウス・モーツァルト・リサイタル
モーツァルト:幻想曲 ハ短調、ピアノ・ソナタ 第14番、ピアノ・ソナタ 第10番、ロンドイ短調
録音:1955年10月〈モノラル録音〉
23ベートーヴェン:3大ピアノ・ソナタ集 Vol.1
ピアノ・ソナタ 第14番《月光》、第8番《悲愴》、第23番《熱情》
録音:1952年10月、1954年3月、1952年4月 ジュネーヴ〈モノラル録音〉
24ベートーヴェン:3大ピアノ・ソナタ集 Vol.2
ピアノ・ソナタ 第17番《テンペスト》、第21番《ワルトシュタイン》、第26番《告別》
録音:1952年5月、1950年7月、1953年11月 ジュネーヴ〈モノラル録音〉
25ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第5番《皇帝》、第2番
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、指揮:クレメンス・クラウス
録音:1953年6月、1952年5月〈モノラル録音〉
26ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第3番、第4番
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、指揮:カール・ベーム、クレメンス・クラウス
録音:1950年9月、1951年5月〈モノラル録音〉
27ブラームス:ピアノ協奏曲 第2番
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、指揮:カール・シューリヒト
録音:1952年5月〈モノラル録音〉
28ブラームス:チェロ・ソナタ 第1番、第2番
ピエール・フルニエ(チェロ)、ヴィルヘルム・バックハウス(ピアノ)
録音:1955年5月〈モノラル録音〉
29《バックハウス/カーネギー・ホール・リサイタル》(1954年3月30日ライヴ録音)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第8番《悲愴》、第17番《テンペスト》、第26番《告別》、第25番《かっこう》、第32番/アンコールシューベルト:即興曲変イ長調、シューマン:幻想小曲集作品12から 第3曲《なぜに?》/リスト−シューベルト:ウィーンの夜会第6番 イ長調/ブラームス:間奏曲 ハ長調
録音:1954年3月30日 ニューヨーク〈ライヴ・レコーディング〉〈モノラル録音〉
30《ヴィルヘルム・バックハウス/最後の演奏会》
CD1(1969年6月26日の演奏会)〉ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第21番《ワルトシュタイン》/シューベルト:楽興の時 D.780/モーツァルト:ピアノ・ソナタ第11番《トルコ行進曲付き》/シューベルト:即興曲変イ長調
CD2(1969年6月28日の演奏会)〉ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第18番から(第4楽章を除く)/シューマン:幻想小曲集作品12から 第1曲《夕べに》、第3曲《なぜに?》/シューベルト:即興曲変イ長調
録音:1969年6月26日(CD 1)、28日(CD 2)オシアッハ(オーストリア)〈ライヴ・レコーディング〉
ずらっと30タイトルあるが大半がベートーヴェンのピアノ・ソナタのステレオ盤バラ売りである。ううむモノラル録音持ってるからいらないかなあ。ステレオ盤も聴いてみたいことはみたい。
ピエール・フルニエとのブラームスのチェロ・ソナタ 第1番、第2番は持ってないので絶対に買おう。ハイドンのも持ってないし聴きたいなあ。
ブラームスのピアノ協奏曲2番はベームとカール・シューリヒト、両方ちゃんと出る。好みだがベームとのステレオ盤のがバックハウスの外してるのは愛嬌としてオケとの完成度は高いと思う。
1枚組1000円、2枚組2000円とお手ごろ価格と思いがちだがバックハウスは20世紀を代表するベートーヴェン弾きで特に日本ですこぶる人気があるのでボロモウケしよう感が見え見えである。
なんて迷惑な!!! 欲しくなるじゃないか!!
発売予定タイトルは以下の通り。
1ベートーヴェン:3大ピアノ・ソナタ集 Vol.1
ピアノ・ソナタ 第14番《月光》、第8番《悲愴》、第23番《熱情》
録音:1961年1月、1958年10月、1959年10月ジュネーヴ
2ベートーヴェン:3大ピアノ・ソナタ集 Vol.2
ピアノ・ソナタ 第21番《ワルトシュタイン》、第17番《テンペスト》、第26番《告別》
録音:1960年1月、1963年2月、1961年11月ジュネーヴ
3ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第1番、第2番、第3番
録音:1963年10月、1968年3月、1969年4月ジュネーヴ
4ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第4番、第5番、第6番、第7番
録音:1966年11月、1963年10月、11月ジュネーヴ
5ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第9番、第10番、第11番《大ソナタ》、第12番《葬送行進曲》
録音:1968年3月、1963年2月 ジュネーヴ
6ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第13番、第15番《田園》、第16番、第18番
録音:1969年4月、1961年11月、1963年2月 ジュネーヴ
7ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第19番、第20番、第22番、第24番、第25番《かっこう》、第27番
録音:1968年3月、1969年4月、1963年11月ジュネーヴ
8ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第28番、第29番《ハンマークラヴィーア》(*)
録音:1963年2月、1952年4月 ジュネーヴ〈*のみモノラル録音〉
9ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第30番、第31番、第32番
録音:1961年11月、1963年11月 ジュネーヴ
10ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第5番《皇帝》
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、指揮:ハンス・シュミット・イッセルシュテット
録音:1959年6月 ウィーン
11ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第3番、第4番
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、指揮:ハンス・シュミット・イッセルシュテット
録音:1958年10月、4月 ウィーン
12ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第1番、第2番
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、指揮:ハンス・シュミット・イッセルシュテット
録音:1958年4月、1959年6月 ウィーン
13《バックハウス・バッハ・リサイタル》
J.S.バッハ:イギリス組曲 第6番、フランス組曲 第5番、前奏曲とフーガ ト長調 BWV860、前奏曲とフーガ ト長調 BWV884
録音:1956年10月
14モーツァルト:ピアノ・ソナタ 第12番、第10番、第4番、第5番、第11番《トルコ行進曲付き》、ロンドイ短調
録音:1961年10月、1966年11月、1955年5月、6月 ジュネーヴ
15《バックハウス・ブラームス・リサイタル》
ブラームス:6つの小品、奇想曲 ロ短調、間奏曲 変ホ長調、ラプソディー ロ短調、間奏曲ホ長調、間奏曲 ホ短調、間奏曲 ハ長調
録音:1956年10月
16《バックハウス・ハイドン・リサイタル》
ハイドン:ピアノ・ソナタ 第52番、ピアノ・ソナタ 第48番、幻想曲ハ長調、アンダンテ・コン・ヴァリアツィオーニヘ短調、ピアノ・ソナタ 第34番
録音:1958年5月
17モーツァルト:ピアノ協奏曲 第27番/シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、指揮:カール・ベーム、ギュンター・ヴァント
録音:1955年5月、6月、1960年1月 ウィーン
18ブラームス:ピアノ協奏曲 第2番
ヴィルヘルム・バックハウス(ピアノ)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、エマヌエル・ブラベック(独奏チェロ)、指揮:カール・ベーム
録音:1967年4月 ウィーン
19ベートーヴェン:ディアベッリの主題による33の変奏曲 ハ長調
録音:1954年10月 ジュネーヴ〈モノラル録音〉
20シューベルト:楽興の時 D.780(作品94)/シューマン:森の情景 作品82
録音:1955年10月〈モノラル録音〉
21ブラームス:ピアノ協奏曲 第1番
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、指揮:カール・ベーム
録音:1953年6月〈モノラル録音〉
22バックハウス・モーツァルト・リサイタル
モーツァルト:幻想曲 ハ短調、ピアノ・ソナタ 第14番、ピアノ・ソナタ 第10番、ロンドイ短調
録音:1955年10月〈モノラル録音〉
23ベートーヴェン:3大ピアノ・ソナタ集 Vol.1
ピアノ・ソナタ 第14番《月光》、第8番《悲愴》、第23番《熱情》
録音:1952年10月、1954年3月、1952年4月 ジュネーヴ〈モノラル録音〉
24ベートーヴェン:3大ピアノ・ソナタ集 Vol.2
ピアノ・ソナタ 第17番《テンペスト》、第21番《ワルトシュタイン》、第26番《告別》
録音:1952年5月、1950年7月、1953年11月 ジュネーヴ〈モノラル録音〉
25ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第5番《皇帝》、第2番
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、指揮:クレメンス・クラウス
録音:1953年6月、1952年5月〈モノラル録音〉
26ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第3番、第4番
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、指揮:カール・ベーム、クレメンス・クラウス
録音:1950年9月、1951年5月〈モノラル録音〉
27ブラームス:ピアノ協奏曲 第2番
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、指揮:カール・シューリヒト
録音:1952年5月〈モノラル録音〉
28ブラームス:チェロ・ソナタ 第1番、第2番
ピエール・フルニエ(チェロ)、ヴィルヘルム・バックハウス(ピアノ)
録音:1955年5月〈モノラル録音〉
29《バックハウス/カーネギー・ホール・リサイタル》(1954年3月30日ライヴ録音)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第8番《悲愴》、第17番《テンペスト》、第26番《告別》、第25番《かっこう》、第32番/アンコールシューベルト:即興曲変イ長調、シューマン:幻想小曲集作品12から 第3曲《なぜに?》/リスト−シューベルト:ウィーンの夜会第6番 イ長調/ブラームス:間奏曲 ハ長調
録音:1954年3月30日 ニューヨーク〈ライヴ・レコーディング〉〈モノラル録音〉
30《ヴィルヘルム・バックハウス/最後の演奏会》
CD1(1969年6月26日の演奏会)〉ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第21番《ワルトシュタイン》/シューベルト:楽興の時 D.780/モーツァルト:ピアノ・ソナタ第11番《トルコ行進曲付き》/シューベルト:即興曲変イ長調
CD2(1969年6月28日の演奏会)〉ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第18番から(第4楽章を除く)/シューマン:幻想小曲集作品12から 第1曲《夕べに》、第3曲《なぜに?》/シューベルト:即興曲変イ長調
録音:1969年6月26日(CD 1)、28日(CD 2)オシアッハ(オーストリア)〈ライヴ・レコーディング〉
ずらっと30タイトルあるが大半がベートーヴェンのピアノ・ソナタのステレオ盤バラ売りである。ううむモノラル録音持ってるからいらないかなあ。ステレオ盤も聴いてみたいことはみたい。
ピエール・フルニエとのブラームスのチェロ・ソナタ 第1番、第2番は持ってないので絶対に買おう。ハイドンのも持ってないし聴きたいなあ。
ブラームスのピアノ協奏曲2番はベームとカール・シューリヒト、両方ちゃんと出る。好みだがベームとのステレオ盤のがバックハウスの外してるのは愛嬌としてオケとの完成度は高いと思う。